「道徳」として、創立記念の日に、学校の大先輩をお招きしてのお話がありました。その後に作文を書かせました。本号では、3人の作文を載せます。
平成13年度:大江町立本郷西小学校
第3,4学年・学級通信 はくしゅ
bW7 2001.10.1
創立109周年の日に
◇今日、創立109周年記念式典が行われました。
Sさんのお話、6年生による本西太鼓の披露などがありました。
◇5校時、作文を書かせました。タイトルは、「109周年の日に」です。
《Mさん》
1時間目に、そうりつきねんしきをしました。A君のおじいちゃんのお話で心にのこったことは、むかしのグラウンドが小さくて300人でいっぱいになったということです。それから、むかしの学校はきもだめしにちょうどよいとは、思ってもいませんでした。
わたしは、おじいちゃんがたいへんな思いをしてうさぎを育てて、うさぎを売って学校の図書室の本を買っていたとは知りませんでした。
これから、学校をピカピカにそうじをしたり、あまり消しゴムのかすやえんぴつのしんなどを落とさないようにしたいです。
◆A君のおじいちゃんのお話に中に、Mさんのおじいさんが登場しました。私もとっても印象的でした。
《K君》
僕は、すごいと思った。それは、学校のことだ。109年も本郷西小学校があるからだ。もう、109年たっているということは、僕のすごい先ぱいだ。
それに、学校がないと、頭が悪くなってしまう。その上、友達も出来ない。本郷西小学校と他の学校を比べると、人数は少ないけど、イジメとかもないからいい。
それに、自然にかこまれていて、いい学校だ。もしかしたら、学校は自然が友達なのかもしれない。なぜなら、昔からずっと自然といっしょにいるからだ。たぶん、自然と109年もいっしょにいれば、大親友かもしれない。
僕も自然の友達になりたいです。本郷西小学校、109才おめでとうございます!!
◆書き出しがいいです。「もしかしたら〜」「たぶん〜」この書き方もいいです。作文の終わり方も、うまいです。
《Yさん》
A君のおじいちゃんが、昔の本郷西小学校のことを話してくれました。300人もいたのに、学校に来たのは80何人だったと聞いて、びっくりしました。(悪いなあ)と最初は思ったけど、家の手伝いで来れないと聞くと、(なんだかかわいそうだなぁ)と思いました。
私は、休みたいと思ったことが何回もありました。でも、昔の子どもは、行きたくても行けないと話を聞いたら、休みたいなんて思っちゃいけないと思いました。
行けない子供たちもいたなんて、思ってもいませんでした。私は、昔の人にとっては、とてもぜいたくをしています。休みたいなんて、昔の人はぜったい思わなかったと思います。
私も、(休みたいなんて思わないで、がんばっていく)と、今度から思いたいです。
◆今は、「ぜいたく」でもあり「平和」でもあるのですね。Yさんの日記を読んで、私も考えさせられました。